しないでいる愛 

「いらんことせんでくれる?」


歯科医師として
よく言われること。

そして
父からの教え。

「患者さんのしてほしくないことは
するな」


歯医者でさわられたとこが
悪くなった。
歯医者でいらんことされた。
歯医者にいったけぇ痛くなった。
歯石とって歯がガタガタする。
しみるようになった。


一時的な不具合が生じるけど
本当は
生態的には必要な処置なのです。


こちらもプロなので
必要な処置はしたい。
このままにしておくと
歯がなくなるよ〜〜。

そこを上手に説明できるか否かが
長い目で見た時の
歯科医師の力量だとおもう。
反感買って
悪化されるよりは
細々つながってくれている方が
口腔環境を改善しやすいと思う。

私は訪問歯科医なので
いろんな歯科医師の後を追って
治療させていただいている。
患者さんの気持ちとは裏腹に
その時その場に行ける歯医者として。

毎度毎度
その方のモチベーションを探る。


そこは
私にとっては
楽しいこと。
何か私でもお手伝いできることがあるのではないか、と?


そんなことが
私の仕事としての楽しみ。




何故このことに
光を当てたのか?


仕事から帰って
ずぶ濡れのみむら姉さん。

みむら姉さんは
この春から
駅まで15分
自転車で通っている。

今日みたいな雨の日
携帯電話をもってるお友達が
帰り道に
ママに連絡する。
駅まで車でお迎えに来てくれる。
「乗って行って」って誘われる。
みむら姉さんは断れない。
家まで帰る。

着替えて家から駅まで歩いて自転車を取りに行く。ずぶ濡れ。

私が
仕事をしているから迎えに行かない、は
理由ではない。
朝も駅まで送ることはできる。けど
私は自分で学校に通ってほしいと思っている。
わが家は子どもたちに携帯電話をもたせていない。
私も仕事柄
携帯電話に出られない。
ちびのみぃが学校で吐いて連絡があった時も電話に出られずたまたまお兄さんが小学校に行ってくれた。
それを
ありがとう、という気持ちで
よくできたねと言う気持ちで
私は過ごしていきたい。

お迎えに行ってくださったお母さんには
申し訳ないのですけど

「いらんことせんでくれる?」の
気持ちなのだ。

もちろんありがたいのよ。
少なくとも
教科書が濡れなくてすむ。
制服もね。


でもね。


明日の朝
駅まで歩くか、
夕方、自転車取りにまた駅まで歩くか。

めんどくさいこと
この上ない。

良いお母さんなので
朝も送るよって言ってくださるのだけど。

親ができることは
そこだけではない。


だったら小学校の委員とかを積極的にしてって思う。
我が子と、我が子に近い子にすることだけが
子どもを支えているわけではない。


待っているのは
現代人には辛いことなのはよくわかる。
私も待てない、せっかちさん。


大人が待てないから
スーパーで
その気持ちを
小さな子どもが表現する。


豊かなのに
かなしい。
もうすでに持っているのに…。


私は
愛をもって
見ていることができるだろうか。

「しないでいる愛」は
だいぶ大きい。
それを実践している人が
近くにいるだけに…。

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